第3回

美容と健康は腸で決まる

腸が不健康だと、身体も肌も不健康になる。

腸は、私たちが美しく健康になるためにとても重要な役割を担っています。食べ物を消化・吸収するだけではなく、食べ物と一緒に体内に入ってこようとする有害物質や病原菌を阻止してくれているのです。そのため、腸が健康なら免疫機能が強く働き、風邪や病気にかかりにくくなります。

私たちが食べたものは消化酵素で分解され、その栄養は腸から吸収されます。腸が不健康だと、正しく栄養を取りこむことができず身体もお肌も不健康になります。それでは健康な腸とはどのような状態なのでしょう。腸には千種、千兆個の腸内細菌が棲み付いています。それらは、ビフィズス菌や乳酸菌などの「善玉菌」、ウェルシュ菌や大腸菌などの「悪玉菌」、どちらにもなりえる「日和見菌」に分類され、健康的な腸の細菌比率は、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7と言われています。これら腸内細菌が人間の消化活動を補助し、病原菌の排除、発がん物質の分解・排せつ、ビタミンの合成、免疫力を活性化する働きをも担っています。

腸内細菌の比率が乱れ、悪玉菌が多くなりすぎると、その働きが鈍くなり正しい栄養吸収もできなくなります。腸内環境が正常か、腸が健康かは便で判断できます。健康な腸が生み出す良い便とは、黄色味がかって水に浮き、量はバナナ1本分くらいで、悪臭がしません。

噛まない食事、大食いは食物が腸内で腐敗し悪玉菌を増やす可能性。

それでは、腸を健康にするにはどうしたらいいのでしょう。まず早食い・大食いをしないこと。噛まない食事、大食いは消化酵素を大量消費し、消化が追い付かなくなります。消化しきれなかった食物は腸内で腐敗し悪玉菌を増やします。食事はゆっくりと噛んでいただき、「もう少し食べたいな」と思うところで終了しましょう。

また、人が寝ると消化酵素も休みます。寝る前に食事をとってしまうと消化酵素の活動が弱くなり、食べたものをきちんと消化することができず、腸内に腐敗が生じます。少なくとも寝る三時間前からは固形のものを口にしないことが大切です。夜遅く仕事から帰ってきてご飯を食べてすぐ寝るという生活は腸内環境を悪くしてしまいます。そして夜遅くの食事は体に吸収されやすく肥満の原因にもなります。どうしても仕事が夜遅くなる方は夕方ごろに時間を見つけて夕食を済ませてしまいましょう。

腸内環境をケアする食事のポイントは食物繊維と良い菌。

摂取する食物によって腸内環境を改善することもできます。ポイントは食物繊維と良い菌です。食物繊維は便のかさや保水性を増やして、便が動くスピードをアップさせるので、便通が良くなり、腸内環境を良い状態に保ちやすくなります。玄米・豆類・野菜・果物・海藻類には食物繊維が多く含まれるので積極的に摂りましょう。

また、納豆、味噌、醤油、漬物等の醗酵食品に含まれる微生物は腸内で善玉菌として働きます。乳酸菌を摂るために牛乳から作られたヨーグルトを積極的に食べている方もいらっしゃると思いますが、日本人の体には合わないこともあるようです。

私は食物繊維も乳酸菌もいっぺんに摂取することができる「ジェイソン・ウィンターズ・バイオプラス」を毎日いただくことで腸内環境を気遣っています。バイオプラスには食物繊維であるグルコマンナン・イヌリンがたっぷり含まれ、日本人の生活習慣に合った植物性乳酸菌が配合されています。

バイオプラスは手軽にいつでもいただけるので、食生活が乱れてしまう旅行の時も安心していられ、大変感謝しています。みなさんもバイオプラス等を上手に活用して、腸の健康を気遣い、健康と美肌を手に入れましょうね♪

皮膚科・美容皮膚科医 菅原由香子先生 原稿執筆

美容皮膚科医
菅原 由香子(すがわら ゆかこ)先生

1970年、北海道旭川市生まれ。弘前大学医学部を卒業後、札幌医科大学皮膚科、美容外科美容皮膚科勤務を経て、岩手県一関市にすがわら皮膚科クリニック(現・菜の花皮膚科クリニック)をご夫婦で開業。何をしても治らない肌荒れに悩む人々が評判を聞きつけて、日本全国から診療希望者が訪れている。これまでに10万人以上の肌のお悩みに向き合ってきた。ウェブサイト「お肌磨き研究所」運営のほか、情報サイト「スキンケア大学」で記事監修、テレビなど各種メディアにも 多数出演。2016年からジェイソン・ウィンターズ・ティーを愛用中。