NPO法人 ハートオブミラクル代表理事 三浦 喜美子さん

JWティー愛用者として本誌にもご登場いただいた元特別支援学校教諭・山元加津子さんや養蜂家・船橋康貴さんの映画配給を行っているNPO法人ハートオブミラクル。その代表理事を務める三浦さんは映画を通じて、すべての命がひとつにつながっているからこそ、お互いに助け合い、感謝し合える社会づくりを目指したいと語ります。ご家族で飲んでいらっしゃるというJWティーについても伺いました。

一人ひとり個性があり、違って当たり前。それぞれが素晴らしいかけがえのない存在。

ハートオブミラクルは、障がいを持つ子どもたちの素敵さをたくさんの方に知ってもらいたいと活動する元特別支援学校教諭・山元加津子さん を追ったドキュメンタリー映画『1/4の奇跡』の配給・運営事務局としてスタートしました。ハートオブミラクルとは、“奇跡の中心”、“奇跡のこころ”という意味で、たくさんの奇跡がこれからもひろがっていくように、その渦の中心としての働きができるようにと名付けられました。今年で11年となり、これまで7本の映画を、自主上映してくださる世界中の多くの皆様と共に届けさせていただいております。

『1/4の奇跡』では、生きる価値がある命とは何か、生物の多様性とは何かを、山元さんと障がいを持った子どもたちとの交流を通して描いています。1人ひとり個性があり、違っているのが当たり前。違っていてそれぞれが素晴らしくかけがえのない存在。私たちはみんながお互いを支え合って生きています。それは人だけではありません。人も物も事も、必要があってそこに存在し、必要があって出会い、みんなで1つの命を生きている。せっかく出会えたのだから、大好きになって、ありがとうと響き合って生きていけたら素敵とこの映画は感じさせてくれます。

映画『1/4の奇跡』はボランティアスタッフにより翻訳され、18ヶ国で上映された。

実はハートオブミラクルの立ち上げ当初、私はまだ関わっていませんでした。入江富美子監督、岩崎靖子監督、小野敬広映像クリエイターの3人が、山元さんの想いに感動し、彼女の活動を全世界の方々へぜひ届けたいと『1/4の奇跡』を制作したものの、配給のことはまったく考えていなかったのです。しかし、初上映会では1000人規模の会場をおさえてしまっていた。そこで、以前から岩崎監督の友達だった私に「受付を手伝ってくれない?」という連絡があったのです。その後、『1/4の奇跡』を観る機会を得て、この映画に込められたメッセージを世界中の人々へ届けなければという使命のようなものを感じました。

ただ、引き受けてはみたものの、当時私は小学校の教員をしていたために夕方以降しか活動できませんでした。また予算も足りなかったため、チラシやアンケートも印刷会社に発注せず、夜に小学校1年生の次女を連れて近くの公民館に重たいコピー用紙を運んで印刷するような日々でした。しかしその活動は日々嬉しく幸せで『1/4の奇跡』を自主上映した方から毎日のように「命、出会い、つながり、心の在り方、生きていくために大切なことを気付かせてくれました」「知的障がいのある子どもの母で、この子をどう育てたらいいのか、どう生きてほしいのか、自問自答の日々でした。でも今日の映画を上映させていただいて、この子はこの子で素晴らしいんだ、この子はこの子のままでいいんだ、もっともっと自分を好きになってもらいたいと思えました」など、お手紙やお電話をいただき、この映画をより多くの方々に届けたいと思うようになりました。

『1/4の奇跡』は2007年2月に完成後、映画館ロードショーを含め2200回以上も上映され、18万人以上の方々が観てくださいました。2009年10月にはアメリカの名門コロンビア大学で上映されてスタンディングオベーション(満場総立ち)を受けるなど、その勢いは日本のみにとどまらず、すでに世界18ヶ国で上映されています。字幕は、副代表理事・海外担当のアルバ岡田さんと一緒にボランティアスタッフの方々が付けてくださり、英語だけではなく、ルーマニア名誉領事が大感動され、ルーマニア語に翻訳して字幕を付けて母国で自主上映会を開いたりしてくださったこともあります。自主上映の配給では一般的に会場人数に基づいて貸出料金を算出しています。30人の会場でしたら27,000円程度が相場です。ただ、1人でも多くの方に配給映画を観ていただくため、ハートオブミラクル会員は最長1ヶ月の間、映画DVDをお貸しし、観た人数分×1,080円(税込)をお支払いいただくことで少人数にも対応し、1人ででも観たい方、長い時間はとれないが30分ずつであれば観られる方、病室などで上映会をしたい方々にも観ていただけるようになりました。

38億年前から続くすべての命はひとつにつながっている。

ハートオブミラクル配給の第3作目となる山元さんの映画『僕のうしろに道はできる』では、突然の脳幹出血で倒れて「植物状態」と呼ばれる容態になってしまった宮田俊也さんが回復していく姿を3年掛けて追いかけ、映像をお貸ししたNHKの方からは「よく回復すると信じ切って撮影をしていましたね」と驚かれました。最新作、みつばち絶滅の危機をテーマに地球環境の問題を訴える養蜂家・船橋康貴さんを追った映画『みつばちと地球とわたし』では、2018年7月21日東京、7月28日大阪の初上映会において、両会場で150人ものボランティアスタッフの方々が支えてくださり、また同年7月29日には57ヶ所で世界同日上映会を開催しました。

これまで扱った作品の流れを見ると、「あなたのままで大丈夫、みんなが大切な命」と個人に焦点を当てていた1作目『1/4の奇跡』に始まって、4作目の『日本一幸せな従業員をつくる!』では共にみんなで力をあわせることの素晴らしさを、5作目の『大地の花咲き』では農薬も肥料も使わずに虫や雑草、微生物とも一緒に生きていくことの大切さを、そして最新作のみつばち絶滅の危機をテーマにした『みつばちと地球とわたし』では地球環境問題と、どんどんテーマが俯瞰的になってきました。その過程で見えてきたのは、38億年前から続いているすべての命は1つにつながっているということ。これらの映画が、共に生きていく未来をみなさんと一緒に作るきっかけになればと思っています。もし1度観たことがある方でも、何度も観ていただけると新たな気付きがあるかもしれません。私はもちろん何度も観ていますが、父を亡くした後で初めて気付かされたこともあります。それぞれが感じたものを、周りの方に伝えていただけたら、幸せの輪がさらに広がっていくのかなと期待しています。


▲養蜂家・船橋康貴さんの映画『みつばちと地球とわたし』の東京上映会では100人のボランティアスタッフが支えた。

「ハートオブミラクルを手伝う」と言ってくれた長女とJWティーを飲みながら元気に活動に励みたい。

ハートオブミラクルでは、単に映画を上映するだけではなく、みんなが共に生きる場所を作っていきたいと思います。JWティーのお茶会も同じかもしれませんね。もともと私たちは関西を拠点に活動していたのですが、主人の転勤をきっかけに9年前から関東が拠点となりました。関東で右も左も分からず不安な時にボランティアスタッフの1人の方が東京見物に連れていってくださり、JWティーも教えてくださいました。私は日本茶が苦手だったのであまりお茶に興味がなかったのですが、JWティーは飲んでみたらすごく自然に体に入ってきて、ゴクゴクと飲めるのでビックリしました。映画の初上映会の前日は気持ちが高ぶって眠りにくかったりするのですが、温かいJWティーを飲むとホッとできます。また、お肉をJWティーで煮込んだりするとすごく柔らかく感じますね。私とは逆に日本茶が大好きだった母も現在はJWティーを気に入り、気分が悪い時などに飲むと落ち着くと言っています。EOSオリジナルボトルが5本もあるので(笑)、家族みんながJWティーを持ち歩いている感じです。
最近、長女が「私もハートオブミラクルを手伝う」と言ってくれています。JWティーと一緒に元気に活動に励んでいけたら良いですね。


▲これまで全世界で7作の映画配給をしてきたハートオブミラクル。

NPO法人 ハートオブミラクル代表理事 三浦 喜美子さん
NPO法人 ハートオブミラクル代表理事
三浦 喜美子さん
1964年兵庫県生まれ。近畿大学農学部卒業。食品研究所研究員を経て大阪府で小・中学校の教師として勤める。
2005年、岸英光氏のコーチングを学んだ事がきっかけで岩崎靖子監督と出会う。
2007年、映画『1/4の奇跡』の上映会を企画。2008年からはハートオブミラクルのスタッフとしての活動に専念する。
2010年ハートオブミラクルのNPO法人化とともに副代表理事に、そして2017年に代表理事に就任。
ジェイソン・ウィンターズ・ティー