大学在学中に「ワールド・ミス・ユニバーシティ・コンテスト」日本大会優勝、『CanCam』『AneCan』専属モデルなど、華々しい活躍を見せる近藤さん。その一方で、プロになって感じたモデルの過酷さや極端なダイエットの怖さ、美と健康のために欠かせないというJWティーについて伺いました。
発行部数七十万部『CanCam』の専属モデルに。
自分にプレッシャーをかけ続け、体調を崩した。
私がモデルになったのは、通っていた大学の学園祭で「読者モデルになりませんか? 」と女性ファッション誌『CanCam』の編集の方から声を掛けていただいたことがきっかけです。CanCamは愛読書でしたので、「まさか」という思いでした。その後、「ワールド・ミス・ユニバーシティ・コンテスト」への出場を勧められて参加すると、幸運にも日本代表に選ばれ、続く世界大会では審査員特別賞をいただくことができました。そのようなコンテストでは、見た目や立ち振る舞いだけではなくボランティア活動なども審査の対象となり、「優勝したら、その知名度を使ってどう社会に貢献したいか?」というスピーチも重視されます。その後、就職のタイミングでCanCamの専属モデルになりました。
実際にプロのモデルになってみると、華々しい世界と思いきや、読者モデル時代とは異なる厳しい現実が待っていました。「バッグの持ち方が違う」「笑っていればいいと思っているの?」とダメ出しの連続。現場で泣いてしまうモデルの子もいましたし、それで辞めていく子もたくさん見てきました。毎回そんな雰囲気というわけではないですが、プロなので結果が求められるのは当たり前のことです。また、当時のCanCamと言えば発行部数が七十万部に達し、押切もえさんや蛯原友里さんなど有名モデルがたくさん登場していたので、私も「キレイにならないと!」「もっと痩せないと!」と自分にかなりのプレッシャーをかけ続けていました。そしてダイエットのために極端な食事制限をして自分を追い込んでしまったせいで冷え性になったり、お通じが滞ってしまったり、どんどん体の調子が悪くなってしまいました。
「自分を守るのは自分」と食についての勉強をし、今では八つの資格を持つまでに。

その時はただ痩せていればかわいいと思い込んでしまい、ガムのカロリーさえ気にしていたのです。すると、やがてメンタルが崩れ、ハッピーオーラが全然出ていない笑顔で撮影に臨むという悪循環に陥ってしまいました。そういう体験をしたり、見たりして、「これではダメだ。自分を変えよう。自分を守るのは自分しかいない」と痛切に感じ、〝食事・運動・睡眠〞を見直すことにしました。特に重要なのは食事だと考えてイチから勉強し、「みんなどういうものを食べて、どういう食べ方をしているのだろう」とあらゆるモデルの食生活を観察したりもしました。いまではフードコーディネーターなど、食についての資格を八つほど取得しています。
食事は知れば知るほど奥が深いです。大切なのは、質の良い食事を体に摂り入れること。安く、簡単な外食やお弁当などには添加物が入っていることが多いですね。体に入れるものをしっかりと見極めて質の良い食事を摂り入れるようにしてからは、体が大きく変化しました。体内が循環するというか、きちんと機能していると感じられるようになったのです。そして、さらに大切なのが「食事は腹八分目」を意識すること。同じ事務所の押切もえさんも「食べ過ぎは絶対に良くない」とおっしゃっていましたし、私も同感です。腹八分目にする上で気を付けているのは心の持ちよう。「食べられて幸せ」という感謝の気持ちとともに食べると、もっと食べたいという気持ちが抑えられます。
飲んで体を温めるために、どこへでもJWティーを持ち歩く。
JWティーは、朝起きた時に体を温めたいのでまず一杯飲みます。モデルは人に見られるお仕事のため神経を使うことが多く、帰宅してホッとしたいタイミングにも飲みます。緊張したら胃が痛くなったりするように、心と体はつながっているので、その両方にJWティーはアプローチしてくれていると思います。今年3月にモデルが一堂に会するファッションショー「福岡アジアコレクション」が開催されたのですが、その待ち時間にも心を落ち着けるためにJWティーを飲んでいて、パッケージのジェイソンさんのお顔を見たモデル仲間から「珍しいお茶飲んでいるね」とツッコまれていました(笑)。以前はずっとコーヒーを飲みカフェインを摂って自分のテンションを上げていたのですが、カフェインの摂り過ぎで次の日にぐったりと疲れてしまったり、自律神経が高ぶって夜眠れなくなってたりしていました。しかし、JWティーを飲むと気持ちが落ち着いて夜もよく眠れる気がします。健康にも美容にも、睡眠はとても大切ですからね。
間違ったダイエットや食の悩みを解決するために、正しい食の知識を伝えていきたい。
また、先日上海を訪れた際に、中国の方が車でもオフィスでもタンブラーにお茶を持ち歩いているのを見て「あ、いいな」と思い、私もタンブラーの中に温かいJWティーを入れてどこでも飲めるようにして、とにかく常に体を温めるように心掛けています。体温を上げることは免疫に大きく関係していて、人が生まれながらに持つケガや病気を治す力である〝自然治癒力〞を高めてくれる上で欠かせないし、体の調子が整うと見た目の印象も変わると母が教えてくれたからです。母は健康オタクと呼ばれるほど健康への意識が高く、それは私が赤ちゃんの頃に重度のアトピー症状を抱えていたことが背景にあります。私が風邪をひいたり、頭痛があったりしても、絶対にお薬を飲ませてくれない母を「なぜ?」と思った時期もありましたが、大人になった今では母の愛情だったのだと理解できます。そんな母の影響もあって、私もJWティーに辿り着いたのかもしれませんね。
先日、JWティーを使った「ブリしゃぶ鍋」を作ってみました。とても美味しくてびっくり。美味しさと体にいいもの両方を摂り入れているという満足感もあります。イタリアでもハーブを使った料理がたくさんあるので、そのハーブの代わりにJWティーの茶葉を使った料理も試してみたいですね。今後は、以前の自分みたいに間違ったダイエットをしている若い女の子とか、何を食べたらいいのか悩み過ぎている方がたくさんいると思うので、そういう方たちに向けて正しい食の知識を伝えていきたいと思っています。

近藤 しづかさん
1984年千葉県生まれ。9年間のイタリア・ミラノ生活後、青山学院大を卒業。大学在学中に「ワールド・ミス・ユニバーシティ・コンテスト」日本大会優勝、『CanCam』読者モデルを経て2007~2013年『CanCam』専属モデル、2013~2016年『AneCan』専属モデル。日本人として初めてハワイ・HYATT REGENCY WAIKIKIイメージモデルをつとめるなど国際的な舞台でも活躍する一方、フードコーディネーターとしても活動し、自身の経験から「食」を通じて体の内から潜在的な美しさを引き出す美容スタイルを伝える。
近藤しづかオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/shizukakondo
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