旗本 由紀子さん(フリーアナウンサー、ハーバルケア・トータルアドバイザー)インタビュー

フリーアナウンサー、ハーバルケア・トータルアドバイザー 旗本 由紀子さん

30代でご自身が体調を崩したことと、TBS『はなまるマーケット』でアロマテラピーのリポートを担当したことがきっかけで植物療法の素晴らしさに気付いた旗本さん。アロマ・ハーブ・薬膳の3つの植物療法をベースに、心と体のトータルケアを提案している旗本さんにJWティーについてお伺いしました。

はなまるマーケットで17年、500回以上のリポートを担当。

大学卒業後、山形放送のアナウンサーになり、現在は拠点を東京に移してフリーアナウンサーとして活動しております。FMJ- WAVEのニュースアナウンサーほか、TBS番組『はなまるマーケット』では、放送開始当初から2014年の最終回まで「はなまるアナ」を約17年務め、全国を飛び回りながら500回以上のリポートを担当しました。

ただ、もともとアナウンサーを志したわけではありませんでした。地元の山形県を出たいと就職活動をしていた時に、母から「1社でも良いから山形の企業を受けてほしい」と言われたので、それなら憧れの先にあるような企業を記念に受けてみようと思ったのが山形放送でした。しかも、受けたのはアナウンサーではなく一般枠。一次の面接試験が終わって帰ろうとしたらカメラテストに呼ばれ、いきなりカメラの前に立たされて「1分間自己紹介をしてください」と。結局、何も喋れず不安だけが残ったのですが、一次、二次面接と通過し、最終的に内定をいただいたのがアナウンス部だったというわけです。

「緊張しい」の性格とつきあいながら仕事をつづけた結果… 。

実際にアナウンサーになってみると、専門的な勉強を一切したことがない上、山形訛りが強かったので練習と反省と練習と反省の毎日でした。アナウンサーには向いてないと思いつつも、自分に負けるのだけはすごく嫌で、その想いだけで今まで続けてきた感じです(笑)。また、私は極度の「緊張しい」だったので、それを解消するために下準備を徹底的にすることは当り前なのですが、呼吸法を使って自分を落ち着かせていました。

それは、深呼吸をしながら吸う息ではなく、吐く息に意識を持っていく。一度息を吸ったら、その倍の時間を掛けて、それもお腹でコントロールしながらゆっくりと吐いていくのです。すると、無意識に息のほうに気持ちが集中し、緊張していたことをその瞬間忘れることができ、気持ちを切り替えられます。しかし、自分の能力以上のことをやり続けたせいか、すごく体に負荷が掛かってしまっていたのでしょうね。とうとう体調を崩してしまいました。

番組リポート中に気付いた精油のリラックス効果。

結婚を機に上京し、東京でもアナウンサーの仕事をさせていただいていましたが、急に足がむくみ始めたのです。さらにどこかにぶつけたわけでもないのに足にアザができ始め、時間が経つほど濃くなり、放っておいたら潰瘍みたいにえぐれて中の組織まで見えてきてしまった。それが2、3箇所。病院では「原因が分からないけれども、血管が炎症を起こしています」と言われ、「どうやったら治りますか?」と聞いたら、「いや、原因が分からないから」と返答されてしまって。試しに何種類か薬を処方されて飲み始めたら体に合わず、全身に発疹が出てしまいました。

いよいよ自分で何か解決策を見つけないといけないと思い、まず環境から変えようと考えたのです。そこで、食べているものや飲むものなど、身のまわりのものを自然に近づけようと思いました。そんな時、たまたま、『はなまるマーケット』でアロマテラピー(芳香療法)に使用する精油(エッセンシャルオイル)がもたらすリラックス効果をリポートする機会があり、精油にとても興味を持ちました。

自分のためにと始めたことが、家族の笑顔につながった。

それから勉強を重ね、自分の気分に合わせて自宅で調合して、今日はこの香りが好きだなと思ったら、「なぜこの香りに惹かれたのかしら?」というふうに自分を客観的に見つめ直す時間を楽しんでいました。ただ、実際に続けてみると、自分のためというよりも、いつの間にか家族のためや周りの人のためにしていることに気付きました。例えば、じめじめした梅雨の時期は、「帰宅した時にペパーミントのスッとした香りが漂っていたら気分がよくなるのではないかしら」など。そうやって精油を使うと、家族が笑顔になりますし、その笑顔を見れば私もうれしくなります。特にお子さんを自然のものに触れさせたいと思っても、身のまわりに自然が少ない環境だとなかなか難しいですよね。そんな時、精油というのは100%自然由来のものなので効果的だと思います。

何千年もの昔から使われ続けているハーブには、それだけの力がある。

精油を勉強しているうちに、植物本体も知りたいと思うようになり、現在では、〝ハーバルケア・トータルアドバイザー〞としても活動しております。ハーブはお茶にして飲むことができる、料理に入れて食べることができるなど、何千年もの昔からアジアやヨーロッパで使われ続けているハーブというのは、それだけのパワーがあるのだと思いました。例えば、ソーセージは挽き肉の保存性を高めるために〝セージ〞を入れています。昔から保存性を高めるためにハーブを使い、それが薬になりというふうに、人は自然と会話しながら生きてきたのだとあらためて考えさせられます。

同じ山形出身でアナウンサーの大先輩でもある石川牧子さん(※2015年11月インタビュー掲載)にJWティーをご紹介いただいて、開発者のジェイソンさんの物語を読んだ時も、すでに私にとってハーブはとても身近な存在だったので、すんなりと受け入れることができました。

朝一番の水出しJWティーが原動力。馴染みやすいブレンドがいいですね。

JWティーを飲んでいる皆さんの元気の源になっているハーブティーだから、個性があって飲みづらいのかなと想像していたのですが、実際に飲んでみるとビックリするくらいクセがなくて、「あれ?」と少し拍子抜けしたほどです(笑)。食品で健康管理をするためには続けることが何よりも重要ですから、このお茶であれば続けやすいと思いました。

今、私の朝は水出しJWティーから始まります。前日の夕方くらいにペットボトルや容器に水を入れて、そこにティーバッグ2〜3袋をそのまま投入するだけで準備完了。朝起きた時の人間の体って、乾いたスポンジみたいな状態ですよね。だから起き抜けで水出しJWティーを飲むと体のすみずみにまで行き渡る気がして、カラカラ状態の体がよみがえるように感じます。

落ち着いた気分で仕事をしたいという時は、温かいJWティーで香りを楽しみます。クセのあるハーブの香りだと、好き嫌いがあって気持ちが緊張したりしてしまう時もありますが、プレミアムブレンドはウーロン茶がベースでしたよね。日本人に馴染み深い香りで、湯気の中にもたくさんの香り成分が入っていますので、リラックス効果が高いのではないでしょうか。とてもよく考えられたブレンドだと思いますね。

旗本さんの著書紹介

フリーアナウンサー、ハーバルケア・トータルアドバイザー 旗本 由紀子さん
フリーアナウンサー、ハーバルケア・トータルアドバイザー
旗本 由紀子さん

1968年山形県生まれ。山形大学教育学部を卒業後、山形放送にアナウンサーとして入社。5年間の局アナ生活のあと上京し、フリーアナウンサーに。
FMJ-WAVEニュースアナウンサーのほか、TBS『はなまるマーケット』では番組開始当初の1996年から2014年3月最終回まで「はなまるアナ」を務め、549回のリポートを担当。
AEAJ認定アロマセラピスト、JAMHA認定ハーバルプラクティショナー、日本漢方養生学協会認定漢方スタイリストなどの資格も持つ。

ジェイソン・ウィンターズ・ティー