プレミアムブレンドの意味と価値
今年5月27日~29日の3日間、JWティー製造元の社長であり、ジェイソン氏の長男でもあるレイモンド氏が来日し、全国5ヶ所にてスペシャルビジネスミーティングを開催した。その中で、これまで語られることのなかった「プレミアムブレンドの意味と価値」について明らかにした。
冒頭、レイモンド氏は世界各国の販売会社から聞かれる「なぜ日本だけにプレミアムブレンドを販売しているのか?」という問いに対して次のように答えていると述べた。
「その答えはシンプルで、父であるサー・ジェイソン・ウィンターズと石川社長は、日本だけに特別な商品を提供する固い約束を交わしたからです」。
そして、その背景に日本の消費者が商品に対して最も厳しい目を持っていることを挙げた。例えば、日本が求める不良品の発生率は、米国のそれとは比べものにならないほどの低さであることなどだ。
また、EOSは日本での販売開始当初から日本の気候の特徴と包装に対する要望をジェイソン氏に繰り返し説明し、さらには日本人の「包む」ということに対する様々な想いや文化的な背景などをも説明してきた。
その結果、ジェイソン氏は、JWティーは世界標準の品質としての問題はないが、世界の中でも特別な国である日本市場においては特別な仕様が必要であることを理解してくれたのである。まだ販売実績も少なかった日本向けに新たな製造ラインを構築することは困難であったが、なんとか日本での発売を成功させたいとの想いから、2003年から日本向けの精度が高い高品質な商品が製造できるようになったのだという。
その際ジェイソン氏は、ハーブ、箱、ひも、タグの品質から、また機械、保存方法に至るまですべての製造工程を見直した。
プレミアムブレンド向けの茶葉は、世界の中で最も良い品質が採れる畑から厳選されたものだけを使用している。また、日本向けに最高の商品を提供するために、最初に日本のプレミアムブレンドから製造することにしている。なぜなら、他のオリジナルブレンドと混ざらないようにして品質を保つためだからだ。
ジェイソン氏の徹底したこだわりはさらに続き、プレミアムブレンドを製造するためだけの専門スタッフまでも配置したのだ。
レイモンド氏は、現在日本で販売されているプレミアムブレンドは、ジェイソン氏の日本への特別な想いが詰まった特別な商品であり、ジェイソン・ウィンターズブランドの商品の中で最上位に位置する商品だと話してくれた。
そして、レイモンド氏はこう締めくくった。
「日本の皆様に対する我々の特別な想いは、日本独自の新商品『バイオプラス』にも全て活かされています。私たちはこれからも未来に向かって一緒に歩んで行く“仲間”として、ともに喜びの輪を日本中に広げていきましょう。そして、その絆は永遠に語り継がれていくと確信しています」。