山一興産代表取締役社長 柳内 光子さん

コンクリート業界のトップランナーとして走り続けてきた、柳内社長。これまで手掛けてきた建築物の土台は、日本で最も有名なテーマパークからリニアモーターカーの軌道まで数知れず。その功績が認められ、2014年には旭日小綬章を受賞した柳内さんに、80歳を迎えても精力的に働ける秘訣やJWティーについてお伺いしました。

“人の為になることをする”、日本人の生活の「土台の土台」を支えてきた。

山一興産は、2019年12月に創立50周年を迎えました。都市開発や住宅開発、そして暮らしの土台となるインフラ(ダム・道路・学校・病院など、経済活動や社会生活の基盤を形成する構造物)の整備を支えるため、緻密に計算された配合率に基づいてオーダーされた生コンクリートをその日、その時の気温、湿度、天候といった自然環境を考慮し、施工現場が要求する最適な状態で製造してお届けするのが当社の主な仕事です。実は、私が実兄と会社を始めたばかりの頃は、建設現場にコンクリートの材料だけを搬入し、鉄板などの上で手練りをしてもらうのが一般的でした。しかし、これを見た兄はいち早くミキサー車を購入し、生コンクリート工場を設立したのです。ただ、生コンクリートには工場を出発してから建設現場で流し込むまで“90分”というタイムリミットがあり、渋滞を回避して、どのようなルートで運ぶのかなど細かな指示を行うことが不可欠です。そんなきめ細かな対応を続けながら、当社は皆様の生活の「土台の土台」を支えさせていただいております。

1969年の設立から積み重ねてきた50年の歩みは、高度経済成長、バブル経済の崩壊、東日本大震災など、激動と共にありました。これまでの事業運営において、すべてが順風満帆だったわけではありません。そんな時、計算通りにいかないからこそ、大切にしてきたことがあります。「人の為になることをする。そして得た利益は社会に還元する」、その基本を忘れなかったことが事業の広がりにつながってきたのではないかと思います。また個人的には、何にでも好奇心、興味を持って取り組むことを大切にしてきました。現在80歳になりますが、毎日ワクワクしながらお仕事をさせていただいております。今日はどんな人と出会うかな、今日はどうやって仕事をしようかなと、24時間、夢にまで見て仕事を楽しんでいます。食べたいものを食べ、寝るだけ寝て、遊びたいだけ遊んでいたら、仕事のほうが逃げちゃうような気がして(笑)。私たちは「楽なほうと厳しいほうのどっちの道を選ぶの?」と聞かれると、厳しいほうを選ぶよう教育されてきた世代。今の若い世代にこの考え方が当てはまるとは思えませんが、1つ言えるとしたら、たとえ自分に合わないような役割であっても歯を食いしばって取り組むことで見えてくる世界があると思うのです。そして、嫌なことから手を付けるという気持ちを持つこと。嫌なことから逃げていると周りから認められませんし、何よりも自身を成長させることができません。人がやらないことをやって、人の見えないところでも地道に働く、そんな人材が増えたら良いですね。

人を動かすのではなく、相手の目線に合わせて自分が動く。

現在、私は山一興産の社長のほかに、医療法人社団「健勝会」常務理事、学校法人「草苑学園」学園長、浦安商工会議所会頭、社団法人浦安観光コンベンション協会特別理事などを務めさせていただいております。それぞれ立場は異なりますが、共通しているのは当社の企業理念にもある「人と人とのつながりを大切にする」ということ。保育士・幼稚園教諭を育成する専門学校の草苑学園では、学生の皆様にお伝えしていることがあります。それは「思い」をどれほど強く持っているかということ。人を目標に引っ張っていく力は本人の思いです。「決意」あるいは「祈り」と言っても良いかもしれません。「なんとなく」では卒業までに乗り越えなければならないたくさんの困難を乗り越えることはできないでしょう。「保育士になりたい」「障がいを抱える人の力になりたい」等、その思いが明確で強ければ強いほど、道が開けていく。それはどの業種であっても一緒だと思います。

そして、私が人とつながる上で心掛けているのは、取引先であれ、自分の会社の社員であれ、相手の目線に合わせること。だから、私には「人を動かす」という感覚がありません。上から目線で人を動かそうと思うと動かない、相手の目線に合わせて自分が動いて訴えたほうが早いし、確かです。動物に動いてもらうのだって大変なのに、人間はそれぞれ複雑な感情を持っていますから。10人いれば10人違う。私の4人の子どもだって、同じように産んで育てたのに、みんな違うんだから(笑)。バーンと伝えたらバーンと返ってくる、優しく伝えたら優しく返ってくる、もし相手の方とぶつかってしまったらJWティーに任せるのはどうかしら。「ちょっとお茶で一服しない?」って(笑)。

健康を維持できるかどうかは、本人の自覚の問題。

私は、よく「お元気ですね、健康の秘訣は?」なんて聞かれるのですが、これは教えられるものではありません。本人の自覚の問題ですから(笑)。「長生きしたい!」とか、それもただ年齢を重ねれば良いというものではなく「元気で長生きしたい!」という覚悟を持っているかどうかが重要です。私はまだまだ長期的な計画を持っていますので。ただ、もし私が実践していることを挙げるとするなら、①両手を体の前で合わせてそのまま上に引き上げる、②首をゆっくりと大きく回す、③指先を全部離して手を思いっ切り開く、これらを毎朝10回ずつするだけで、カラダ全体の血流が良くなる。365日続けたら全然違います。毎日の積み重ねですね、JWティーと一緒。あとは椅子に座る時は必ず背筋を伸ばすことを意識するくらいかな。

そして、いちいちクヨクヨしないこと。落ち込んでしまう人は、やることをやっていないから、「あれをしておけば良かった」と後悔するんじゃないかしら。事前に「これをしたほうが良いかも」という予感は必ずあるはずだから、そしたらすぐに取り掛かる。精一杯していれば落ち込んでいる暇なんてありません。それでも気持ちが晴れなかったら温かいJWティーでも飲んで気持ちを落ち着けてみたらどうでしょう。

また、私は伊勢修養団主催の「みがく講習会」に10年以上前から参加し、水行として真冬に伊勢神宮を流れる五十鈴川に入ったりします。JWティーを教えてくださったのも伊勢修養団の元道場長の故・中山靖雄先生です。JWティーを最初に飲んだ時、クセがなくて飲みやすいと思いました。午後3時を過ぎて煎茶やコーヒーを飲むと夜眠りにつきにくくなるので、JWティーがピッタリです。さらに、私は映画プロデューサー・益田祐美子さん制作映画『ソローキンの見た桜』のスーパーバイザーを務めさせていただいているのですが、後に益田さんもJWティーをお飲みになっているという話をお聞きし、イオスと少なからぬご縁を感じました。

▲ 柳内さんは国や公共に対しての顕著な功績が認められ、2007年藍綬褒章、2012年渋沢栄一賞、2014年春の叙勲で旭日小綬章を受賞。

▲ 2011年「今年の漢字」にも選ばれた「絆」の書。

柳内光子さん

1939年東京生まれ。1957年実兄と共に内山甚一商店を設立。生コンクリートメーカーとして生産の拡大を図り、業績の伸長に伴って社名を内山コンクリート工業、そして内山アドバンスに改称し、1985年同社代表取締役副社長に就任。その一方で、1969年には生コンクリート・建設資材の総合商社の山一興産の設立に参画し、1984年同社代表取締役社長に就任。保守的な業界にあって卓越した経営手腕で業界をリードしてきた。1998年社会福祉法人豊生会(現江戸川豊生会)を設立し、福祉事業にも参入。医療法人社団健勝会、学校法人草苑学園も運営。2004年浦安商工会議所会頭に就任。2007年藍綬褒章、2012年渋沢栄一賞、2014年春の叙勲で旭日小綬章を受賞。


山一興産 会社概要

会社名 山一興産株式会社
本社 千葉県浦安市北栄四丁目20番10号
資本金 5,000万円
設立 1969年(昭和44年12月4日)
事業内容 建設資材販売および製造
年商 610億円(平成30年度)
従業員数 103名
▲ 相模工場
ジェイソン・ウィンターズ・ティー