耳には365のツボがあると言われています。その中で、神門（しんもん）というツボに魅せられ研究を重ねた飯島先生。現在では、1200人超の神門のプロのセラピストを輩出し、一流のミュージシャンや格闘家など累計70万人の方にその効果を体感していただいています。
JWティーを“神門茶（しんもんちゃ）”と呼ぶほど親しみを感じているという飯島先生にお話しを伺いました。
中国の最古の医学書に耳ツボが記される
約2000年前、中国で編まれた最古の医学書に『黄帝内経（こうていだいけい）』があります。ここに「耳鍼法（じしんほう）」という施術法が記されています。中国では2000年も前から、医学の一端として耳ツボが取り入れられていたことが示されているのです。
私は前職が23年前から十数年間、デジタルコンテンツ業界にいました。DVDもインターネットも電子書籍もまだない時代のことです。この業界では、とにかく毎日が締め切りに追われる日々です。同じオフィスで働く仲間は常に寝不足を通り越し、ほとんど寝ていない状態でした。毎年2人くらい同業者が過労死で亡くなっていたほどです。私自身も膵臓炎で4回、メニエール病で3回ほど入院していた経験があり、体が丈夫ではなかったため、よく過労で倒れました。
このままの生活を続けていいのかと疑問を感じていた時に、耳ツボ療法と出会い今の仕事につきました。
実は、私は5才から趣味でマッサージ（当時は自覚なく）をしていたんです。飼っていた子犬がいつも首の後ろを触ると気持ち良さそうにするので、面白くて毎日やっていました。それを見ていた祖父や祖母にもしてあげていたら、いつの間にか趣味になっていました。今も妻には、結婚して23年ですが、家にいるときは2時間くらいマッサージしていますので、この46年間趣味がマッサージなんです(笑)。
自律神経の乱れは万病のもと
耳ツボをやってみて感じたのが、とにかく効果が早いということ。 例えば、肩コリも肩を直接マッサージする場合もありますが、他にも足や腕など様々なアプローチ法があります。でも耳はどこよりも早く反応するのです。
耳には365のツボがありますが、その中で私が衝撃を受けたのが“神門”というツボでした。ある文献によると、神門を刺激することで、「精神錯乱、てんかん、瞬時にして治る」と記されています。神門の威力を知れば知るほど、私は耳ツボにはまっていきました。
神門を刺激すると、体内や脳内がカーッと熱く感じ、次の瞬間、サラサラと浄化されていくような心地よい感覚を一瞬で得られます。
神門がなぜ、心身の調子を一撃で整えるのに役立つのか。
「自律神経の乱れは万病のもと」と言われます。まさに、耳ひっぱり（下図）は、自律神経のバランスを瞬時に調整する健康法なのです。私たちの体が健康に保たれているのは、すべて自律神経のおかげです。まばたきをする、息をする、心臓を動かすなど、生きるために欠かせないあらゆる身体機能をコントロールしている重要な命令系統の一部が自律神経です。
また、免疫の7割は腸でつくられると言われていて、腸の働きをコントロールしているのも自律神経です。自律神経を整えることは、病気になりにくい若々しい体を築くことなのです。
「耳ひっぱり」で刺激する3つのゾーン
神門ゾーン
耳の上部。耳ひっぱりで中心となる「神門」があるゾーン。自律神経を整えて脳にスイッチを入れる。
肩首ゾーン
耳の真ん中。首や肩に対応。首から肩の血流をよくする。
頭ゾーン
耳たぶ。頭に対応。脳の血流をよくする。
また、この12年間の研究で身体や健康面の変化だけでなく、頭が良くなる、メンタルケアに効果がある、各種能力やエネルギーが上がるといった、文献にはない様々な凄いデータが取れました。これをもとに、体と心と魂のバージョンアップをテーマに、子供から、ご高齢者まで多くの方に、この秘孔をお伝えする事をミッションに活動しています。
神門とJWティーで心身を整える
神門をひっぱり、JWティーを飲んだら体内の様々なバージョンがさらにアップするでしょうね。実は、会員登録する以前から耳のお弟子さんたちが飲んでいて、みなさんからたくさん頂いていました。詳しくは分からなかったのですが、飲むと元気になるなと。私は寝不足が本当に苦手なのですが、そんな時でもJWティーを飲むと元気になるのです。神門のもたらす効果との類似性も感じていたので、“神門茶（しんもんちゃ）”なんて呼んでいました(笑)。
私はもともと、クライアントさんに「体に摂り入れるうえで何がいいですか？」と聞かれるとJWティーを見せたりしていました。現在、日本では年間3万人もの自殺者がいます。精神的な乱れにも自律神経が大きく関わっています。
ぜひ予防医学の観点から、耳ツボの神門とJWティーで自分だけではなくご家族も含めて心身を整えてあげてください。
飯島先生の著書紹介
飯島 敬一先生
1963年横須賀市生まれ。
5歳より、犬をマッサージで寝かす技に目覚め、その後人間に移行、40年にわたりライフワークとして独学で癒しを提供する。楽しみながら継続できる健康法を「エンターメディケーション」と提唱し、様々なメソッドの研究開発に取組む中、耳のツボ「神門」に出会い、衝撃を受ける。
現在、神門の重要性と可能性を伝えるべく、講演・ワークショップなどで活動中。
神門堂HP>>>http://www.shinmondo.com
