スペシャルインタビュー(ジェイソン・ウィンターズ・ティー愛飲者の声)

アートディレクター
水谷 孝次さん

デザインが人に勇気と希望を与える!世界中に笑顔の輪を広げたい。

グラフィックデザイナーとして国内外で数々の賞を受賞してきた水谷さん。一九九九年からは一企業のためではなく、地球を幸せにする仕事に取り組みたいと『MERRY PROJECT』を始動させました。水谷さんに、デザインの力が持つ可能性や、重要な局面では手離せないというお茶の価値について伺いました。

「世の中を変えてやる」、子どもの頃の想いを胸に。

広告業界に足を踏み入れて以降の数十年間、私はずっと〝作られた笑顔〞を撮り続けていたような気がします。当時、全日本空輸(ANA)の成田|ニューヨーク線初就航に伴う一大キャンペーンでは、アメリカの超大物歌手が起用されました。トラブルメーカーとして業界では有名で、撮影スタジオに登場した彼の背中には「Iwanna go home soon(早く家に帰りたい)」とプリントされていました(笑)。ワンテーマワンカットしか許されないため四十五分で撮影は終了。彼のギャラの数億円と何ヶ月もの苦労が、この短時間で泡のように消えてしまいました。こんな出来事を繰り返すうちに、「デザインによって人に勇気と希望を与えたい、社会をより良くしたい」と思って上京したはずの自分の仕事に虚しさを感じ始めました。

その後、数十億円というお金が動く大手自動車会社のキャンペーンに向けたプレゼン資料を徹夜続きで仕上げ、クリエイティブディレクターに「これからだな」と声を掛けられた時、「もういいです。やる気がなくなっちゃいました」と答えていました。彼の顔色は変わり、それっきり会うことはありませんでした。そうして自分の事務所をいったん閉めた私は、一企業のためではなく、本物の笑顔、本当の仕事を求めて地球を幸せにする仕事に取り組みたいと思うようになりました。

振り返ると、私の父は戦争で耳を負傷し、片方の聴力を失っていたために怒りっぽくなり、我が家は暗い雰囲気でした。「お父さんがあんなふうになったのは、戦争のせいだ。世の中が悪い」「大人になったら世の中を変えてやる」と子ども心に感じたあの想いを、今度こそ叶えてやろうと誓いました。

『MERRY PROJECT』始動。世界三十ヶ国で四万人を笑顔に。

そして始動したのが『MERRY PROJECT(メリープロジェクト)』です。これは、〝笑顔は世界共通のコミュニケーション〞をテーマに、MERRY(楽しいこと、幸せなとき、将来の夢など)の輪を広げていくコミュニケーションアートです。「あなたにとってMERRYとは何ですか?」、このシンプルな質問を世界中の人々に投げかけ、これまで世界三十ヶ国、四万人以上の笑顔とメッセージを集めてきました。

不思議ですが、厳しい環境にいる子どもたちほど笑顔が素敵。例えば、経済制裁を受けて物資が乏しいはずのキューバには、国中に歌と踊りが溢れ、たくさんの素敵な笑顔に会うことができました。白人、黒人、黄人、ミックス、あれほど人種的な壁を感じなかった国はありません。私は笑顔の撮影をした後は必ずゴミ拾いをするようにしているのですが、撮影をした子どもたちが戻ってきて「一緒にやらせて」とみんなでゴミ拾いをしました。元最高指導者のカストロ氏が教育に力を入れている状況を肌で感じることができました。

一方で、日本の子どもたちはこんなに素敵な笑顔を見せてくれるだろうかと不安になりました。やはりどこの国でも自然から離れれば離れるほど、笑顔が少なくなっていくのが実感です。結局、人間も自然の一部なのですね。自然を欲するというのはある意味で人間の真理。最近の日本では、生まれた時から超高層マンションのエアコンで空調管理された密閉空間で暮らす子どもたちも増えてきました。それでは心にも体にも良い影響を及ぼすはずがありません。豊かな心を醸成するためにも、もっと自然との関係性を見直す必要があるのではないでしょうか。

北京オリンピックの開会式で二〇〇八人の笑顔が咲いた。

阪神淡路大震災の復興事業や、9.11テロ後のニューヨーク、愛知万博「愛・地球博」など活動の場を広げてきた『MERRY PROJECT』ですが、二〇〇七年のひとつの記事から、北京オリンピックとの関わりが生まれることになります。その記事には二〇〇八年の北京オリンピックの開会式を演出することになった世界的映画監督のチャン・イーモウさんが「開会式で使う子どもの笑顔の写真を世界中から募集している」とあったのです。

世界中の子どもの笑顔と言ったら、私しかいないでしょ(笑)。あちこちでイーモウさんとつないでくれる協力者を求めましたが、「やめておきなさい」と言うばかりで誰も助けてくれる人はいませんでした。最終的に私は北京オリンピック委員会に直接電話を掛け、一度はイーモウさんから「ぜひあなた方と一緒に仕事をしたい」との返事をいただいたものの、そこからが苦難の連続でした。

北京オリンピック委員会が、子どもたちの写真の使用にあたって出生証明書、住民票、両親の許諾書など… 五種類は書類が必要だと主張してきたのです。現実問題として、世界中の子どもたちからその全ての書類を用意するのは到底クリアできそうにない課題です。ましてや、そんな書類まで揃えて応募してくるのは、子どもを芸能人にしたい親とか、暇つぶしの金持ちしかありません。私は、「そんなものは本物の笑顔ではない。発展途上国や難民など、貧しさや負の遺産を抱えている子どもたちこそ、平和の祭典のヒーローになるべきだ」と何度も訴えました。しかし、結局、「ルールだからダメ」の一点張りでした。

業を煮やした私は、イーモウさんに直接会うために、単身中国に乗り込みました。招かれたのは、「国家オリンピック式典運営センター」という開会式の運営の心臓部にあたる場所で、外国人で入ったのは私が初めてでした。部屋に入ると、イーモウさんを始めとして、中国政府、法律家、そして、打合せ内容を記録するカメラクルーなど、ズラッと十人くらいの人が並んでいました。私はたった一人きりで、「こんな書類を集めるのに一所懸命になるようなやり方は馬鹿げています。私は世界を回り、学校にも行っていないような子どもたちの笑顔に感動したのです。開会式には、そういう子どもたちの笑顔こそ必要です」と思いのたけをぶつけましたが、ずらりと並んだ役人たちはしかめ面のまま。すると、私が渡した『MERRY PROJECT』の笑顔のポスターをじっと見ていたイーモウさんが「この笑顔には心がある。この写真を全部送ってください。水谷さん、こんな遠いところまで来てくれて本当にありがとう」と言ってくれました。

そして、二〇〇八年八月八日、北京オリンピック開会式当日、スタジアムをとり囲む大型スクリーンに子どもたちの笑顔が映し出され、同時に、フィールドの真ん中で私が世界中で出会った二〇〇八人の笑顔の傘が次々に開かれました。

北京の想いを二〇二〇年につなげる。新たなプロジェクト始動。

これらにかかった費用は全て持ち出しでしたが、MERRYな笑顔を世界の人たちに見せることができたことは、使ったお金の何十倍も何百倍も得るものがあったと思っています。後日、NHKが開会式に関してイーモウさんに取材したところ、「日本の偉大なる芸術家に支援してもらった」と言っていたそうです。中国のホームページを見ると、芸術顧問・水谷孝次と名前が載っており、中国の方々と心でつながっていたのだと感じることができました。

東京・渋谷区の長谷部区長とも連携し、二〇二〇年に向かっての街づくりとして、困っている人に「だいじょうぶ?」とお声掛けする「daijobu PROJECT」や、東京オリンピック・パラリンピック推進教育として、世界で一つだけの笑顔メダルを選手に贈るためのプロジェクトを小学校の授業で行っています。七月にはブラジル大使館で選手に手作りメダルをプレゼントするイベントも行いました。

笑顔を撮影する前には必ずお茶で身を浄め、心を浄める。

『MERRY PROJECT』の撮影前に、必ずお茶を飲み、心身を浄め、被写体に向き合うようにしています。また、取材やテレビ番組の生放送など、心を落ち着かせ、精神集中したい時も必ずお茶を飲みます。私は百年熟成させたものなど、クセのある風味が好きなので、JWティーには様々なスパイスや手摘みのハーブを入れたりと、その日の気分でさらにミックスして飲んでいます。インドに行って以来チャイが大好きになり、JWティーにマサラなどのスパイスやハーブを入れてミルクで煮出す「JWティーチャイ」も作りたいと思っています。チャイは発汗が促され、心も休まるのでJWティーと合う気がします。

いろんなものがつながり、いろんなものがミックスされて、新たなアイデアが生まれる。それはこれからの世界のあるべき姿だと思います。三つのハーブが力を出し合い調和を奏でるJWティーは、私の活動を後押ししてくれる、まさに理想的なお茶ですね。

アートディレクター 水谷 孝次さん

1951年愛知県生まれ。1977年日本デザインセンター入社、1983年水谷事務所設立。JAGDA新人賞、N.Y.ADC国際展・金賞、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ展金賞など数々の賞を受賞。“笑顔は世界共通のコミュニケーション”を合言葉に99年より「MERRY PROJECT」を開始。2005年には愛知万博「愛・地球広場」にて「MERRYEXPO」を展開。2008年北京オリンピック開会式に芸術顧問として参加。2011年東日本大震災以降は被災地の復興支援プロジェクトとして「MERRY SMILEACTION」をスタート。2012年国際環境会議「Rio+20」地球サミットに日本代表として参加。

これまで世界30ヶ国で撮影した40,000人以上の笑顔とメッセージはウェブサイト(http://www.merryproject.com/)でも見ることができる。

水谷事務所ウェブサイト:http://www.mizutanistudio.com/

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