暮らしの医学 健康辞典

第15回

病気にならないライフスタイル

今回は「病気にならないライフスタイル」をテーマにお話しいたします。

病気になった後ばかりにお金を掛ける日本人

アメリカ人医師から「日本人って不思議な民族だよね。病気になった後のことばかりにお金をかけるよね」と友人医師が言われた言葉が妙に適切です。例えば、試験勉強せずに堂々と赤点を取り、先生や親に何と言い訳するかに考えと労力を費やすようなものでしょうか。それよりも、やれるだけの努力を行ない、平均点の突破や満点を目指すほうが有益です。

健康管理を怠り病気が発生するのは当然の成り行きですし、病気が重なるほどに医療費も増えていきます。日常生活にも制限がかかり、通院のための時間と労力とお金を要し、薬が出れば副作用のリスクを負わなければなりません。ヘビースモーカーが肺がんになってから禁煙しても遅いのです。重度糖尿病を改善せず足の切断を言い渡されてから後悔しても遅いのです。こと健康に関しては、山から滑落してから命綱をつけておけばよかったと思っても遅いということを何度でも申します。

一つずつ、できることから始めよう

いきなりすべてを実践しようとするのは無理だと思います。たまにはファーストフードやカップ麺などが恋しくなったりするでしょう。すべてをよい食材に変えるとエンゲル係数が果てしなく上がり生活費を圧迫します。毎日続けられなければ意味がありませんので、いま何ができるのかを考え、1つができたらまた次を考えましょう。我が家はスーパーで買い物をする時に、皆で商品をひっくり返して添加物を見る癖がつきました。娘も、「あ~、これ好きだったのに残念 ! 」などと言っています。日常生活の中では野菜や発酵食品を増やしたり、食べる時間や内容を考え、睡眠時間も変えられるでしょう。そして、医師の世話にならない体づくりを心掛けましょう。「風に順いて呼ぶ(風上から風下へ向かって呼べば声がよく届くように、努力に乗じて事を行なえば成功しやすいという例え)」と、いったところでしょうか。

連載を通して、常々お伝えしたかったことは、「病気になってからのことを心配するより、病気にならない生き方を始めましょう」ということです。常日頃から自分の身体と向き合い、症状や体調などの「身体の声」を真摯に受け止め、素直に従うことで病気のリスクを減らすことができます。身体の声は車での警告灯だということをお忘れなきように。本連載はごく一部ではございますが、少しでも皆様の健康的な生活にお役立てできましたら幸いです。これまでのご愛読、大変ありがとうございます。

健康への道筋

  • 食生活習慣の見直し

・よい水と食材にこだわる(有機、旬、新鮮、天然)
・魚介系、野菜中心とする
・よく噛む(唾液とよく混ぜる)、楽しくゆっくり食べる

(総カロリーに注意、腹八分目に留める)

・添加物、トランス脂肪酸など化学物質を避ける

  • 腸内細菌叢を善玉へ

・乳酸菌、発酵食品を摂る(プロバイオティクス):菌そのもの
・繊維質、オリゴ糖を摂る(プレバイオティクス):菌の餌

  • 適度な運動、プチ断食を推奨(少なくとも空腹感の実感を!)
  • 快適な睡眠(快眠)、熟眠
  • ストレスを発散できる趣味、小さなことにもいちいち感動する(癒しです)

脳神経外科専門医 田中 佳 先生(たなか よしみ)

1960年、東京都生まれ。
1985年に東海大学医学部を卒業後、同大学附属病院脳神経外科助手を経て市中病院にて急性期医療に長年携わる。
日本脳神経外科科学会認定専門医として、脳神経外科診療を行いつつ、予防医学の教育講演活動に取り組む。

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