暮らしの医学 健康辞典

第3回

健康と病気についての考え方

「健康とは病気にならないこと」。何を当たり前のことをと思うかもしれません。
しかし、現在この当たり前が崩れているのです。3人に1人は何らかのアレルギーを持ち、2~3人に1人は癌を発病する時代。種々の難病発症数も増え続けています。
今回は、健康と病気についての考え方のお話です。

単純化できる病気の種類

医学書を見ると、星の数ほどの病名があります。
内科、外科、小児科、産婦人科など、各科にもそれぞれ細かな病気があり、疫学や好発年齢、病気の特徴、推定される原因、診断・検査・治療方法が記載されています。これらを医学部でひたすら学びますが、病気や病状が多岐にわたる病態を鑑別するのは困難を極めます。
私は、もともと病気が複雑なのは当たり前だと思ってきました。しかし、最近では視野が広がったせいか、病気というものはかなり単純だと思えるようになりました。おおざっぱですが、分類してみましょう。

【1】細胞(遺伝子)の損傷を修復できない状態、対癌免疫の低下
…ガンなどの悪性腫瘍

【2】通常システムの不具合(代謝異常)
…高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病

【3】免疫システムの低下
…風邪、インフルエンザ、肝炎、肺炎、悪性腫瘍など

【4】過剰反応する免疫システムの異常
…花粉症、じんましん、ぜんそくなどのアレルギー

【5】自分の細胞を攻撃する免疫システムの異常
…自己免疫疾患※

※自己免疫疾患…本来の免疫とは、自己と非自己を見分け、非自己に対して排除するシステムだが、自己の細胞を攻撃しようとする異常な状態。

【6】ウイルス感染か、一部の神経細胞への自己免疫疾患か?
…パーキンソン病やALSなどの神経難病

ずいぶんとすっきりしました。後は、程度の差になります。日常生活が送れる程度の病気は軽度、日常生活に支障はあるが命に直接関わらない病気は中等度、命に関わる病気は重度。
ここで出てくる言葉は免疫・代謝・修復に要約されますが、上記の殆どは免疫機能との関連が問題となっています。つまり、これらの病気に対して行うべきことを考えてみますと、免疫能力を安定化させ、代謝を円滑にし、修復能力を高めれば、殆どの病気は対処可能に思えてきます。ひと言で済ませば「自然治癒力を元に戻すだけ」ですけれど、残念ながら現代医学にその術は皆無です。だからこそ、健康と病気に対する意識改革(予防)が必要なのです。

次回は、「病気を呼び込むライフスタイル」についてお話いたします。

脳神経外科専門医 田中 佳 先生(たなか よしみ)

1960年、東京都生まれ。
1985年に東海大学医学部を卒業後、同大学附属病院脳神経外科助手を経て市中病院にて急性期医療に長年携わる。
日本脳神経外科科学会認定専門医として、脳神経外科診療を行いつつ、予防医学の教育講演活動に取り組む。

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